毎年2月11日は安久美神戸神明社で赤鬼と天狗のからかいが行われます。
今年はちょっと仕事を抜けて観てきました!
赤鬼は総身赤の装束で固めた巨軀を白の太い紐でかがり、虎の皮の褌を締め、赤と銀の「だんだら」巻きの撞木をかざし、赤い髪を後ろに長く垂らし、赤鬼の面を被り、橙を刺した御幣を背負っています。
この撞木を片手に持っているときは鬼が攻勢の時、
両手で持っているときは追い詰められているときだとか・・・
今年はとても暖かく、装束をつけているお役の方はとても暑いようで何度か休憩を取り扇子であおいでもらっていました。動きもなかなか大変そうです。


天狗は具足に身を固め、太刀を佩き、侍烏帽子を頂き、薙刀を持ち鼻高の面を被っています。

からかいでは赤鬼が天狗に再三挑戦しますが、だんだん追い詰められていきます。
そして赤鬼が神社から逃げ出すと赤足袋をはきタンキリ飴の入った袋を持った大勢の若衆と一緒に街中をかけまわり「アーカーイー」と呼びつつ、タンキリ飴をまき散らします。
皆さん真っ白になって飴を拾っていました。
お隣に来た赤鬼の写真を撮っていたらふいにこちらにも粉をまかれ真っ白になりました・・・


6時頃には赤の子鬼も近所にやってきました。
走っていたのでうまく撮れませんでしたが・・・

通り過ぎた後はまるで雪の降ったときのようです。

また飴をいただくことができました。
近所の子供達が何人かいましたが、みんな真っ白で誰が誰だかわらなくて。
子供たちもとても楽しく思い出に残ったことでしょう。
今年もお天気で良いお祭りでした。